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AO入試を目指す人へ
  • AO入試とは何?
  • AO(アドミッションズ・オフィス)入試は、受験生に学力試験ではなく書類と面接を中心に合否判定が行われるの入試の形態のひとつ。幅広い興味と行動力で高校時代を過ごしてきた学生、意欲にあふれ積極的に自己をアピールできる学生に門戸を開くための入試制度といえます。
    2001年度入試ではすでに私大の約3割で実施されており、今後も採用する大学が増加すると見られています。

  • AO入試の目的
  • 従来のペーパーテストでの一般選抜(点数での評価)では数点の差で合否が決まることに対し単純な疑問が起こります。「その数点の差が人間の能力のすべてだろうか?」と。
    そこで一般選抜が評価してきた学力的要素のほか、人格的能力もあわせて評価しようというのがAO入試です。
    つまりAO入試は「知識偏重」の入試から「考える力・問題解決能力」を持てる学生を養成したいという大学教育も流れに合った形態といえます。AO入試の試験方法試験方法は、書類審査と面接審査の2つが大きな柱です。
    書類審査では大学に提出する書類がとても重要。内容は、自己紹介文や小論文、課外活動の実績を示す資料、証明書、志望理由書、第三者の評価書などの書類が中心になります。
    面接審査では複数のAO入試専門教官が30分以上もかけて行うていねいな面接が待っています。「志望動機」や「将来の希望」といった一般的な質問に答えるだけではなく、自分の能力と学習意欲を、面接官の前でしっかりアピールしなければなりません。

  • どんな勉強をする?
  • 対策は志望の大学によって異なると言えます。強いて言えば、自分の将来に対し強い意志と具体的な展望を持つこと、そのために必要な勉強を継続して行うということでしょうか。

  • メリットとデメリット
  • AO入試は自己推薦ともいえる入試なので、特定の分野で秀でた才能があったり、将来やりたいことがはっきりしているなど、自分に自信のある人には最適な入試体系でしょう。
    対してどうしてその学校を志望するのか、将来何をしたいのか揺れている人は難しいかもしれません。

  • AO入試を採用している大学
  • ◇国公立大学◇

    東北大 静岡大 三重大 京都工芸繊維大 山口大 長崎大 岩手県大

    ◇私立大学◇

    ■北海道・東北
    旭川大 札幌国際大 函館大 北海道工大 北海道情報大 稚内北星学園大 富士大 石巻専修大 東北学院大 東北工大 東北芸術工科大 奥羽大

    ■関東・甲信越
    作新学院大 共愛学園前橋国際大 埼玉工大 西武文理大 日本工大 聖徳大 千葉商科大 中央学院大 麗澤大 共立女子大 慶應義塾大 国士舘大 成蹊大 専修大 高千穂商科大 帝京大 東海大 東京家政学院大 東京純心女子大 東京女子大 武蔵工大 日本大 明治大 立正大 早稲田大 東京工芸大 神奈川工科大 産能大 洗足学園大 敬和学園大 新潟産業大

    ■北陸・東海
    福井工大 愛知淑徳大 同朋大 名古屋学院大 名古屋経済大 名古屋女子大 名古屋文理大 皇學館大

    ■関西
    京都学園大 京都産業大 京都橘女子大 京都文教大 京都光華女子大 立命館大 大阪学院大 大阪工大 大阪商業大 大阪電通大 大阪薬科大 関西大 近畿大 桃山学院大 神戸海星女学院大 神戸学院大 神戸女学院大 神戸親和女子大 兵庫大 武庫川女大 流通科学大

    ■中国・四国
    岡山理科大 美作女子大 呉大 広島安芸女子大 広島修道大 広島女学院大 広島国際学院大 広島文教女子大 安田女子大 四国大 徳島文理大 高松大 松山大

    ■九州・沖縄
    九州国際大 九州女子大 久留米工大 西南学院大 第一薬科大 東和大 福岡大 九州保健福祉大 鹿児島国際大

    *上記は調査時点の情報であり、採用校が最新の情報とは異なる場合があります。

  • AO入試の実例
  • 1990年の開設と同時にAO入試を導入した大学といえば「慶應義塾大学 総合政策学部・環境情報学部(通称SFC=湘南藤沢キャンパス)」。出願資格の概要が慶応大学のサイトに掲載されています。

    ◇慶應義塾大学 総合政策学部・環境情報学部の場合
    ―出願資格の共通条件― 1~4のすべての条件を満たしている者

    1. 次のひとつ以上に該当する者。
      1. 高等学校を卒業した者、および入学までに卒業見込みの者。
      2. 通常の課程による12年の学校教育を修了した者、および入学までに修了見込みの者。
      3. 高等学校を卒業した者と同等以上の学力があると認められる者、および入学までにこれに該当する見込みの者。
    2. 本大学総合政策学部、環境情報学部いずれかでの勉学を強く志望し、入学を志す者。
    3. 本大学総合政策学部、環境情報学部の学習・教育環境を積極的に活用し、志望理由としてあげた自己の目標や構想を実現するに十分な意欲と能力を有する者。
    4. 学術を含めたさまざまな活動に積極的に取り組み、次のひとつ以上に該当すると自己評価できる者。
      1. 学術・文化・芸術・スポーツなどさまざまな分野において、研究、創作発表、コンクール、競技などの活動を通し、評価を得ている者。
      2. 能力、技術(外国語能力やコンピュータ技術など)において高度な資格や水準を有し、評価を得ている者。
      3. 社会的な奉仕活動やその他の社会的活動を通じ、評価を得ている者。
      4. 学業が優秀であり、創造的、積極的な学習姿勢を堅持している者。
      5. 学業・人物ともに優れ、指導的役割を積極的に果たすなど地域社会や高等学校等から評価を得ている者。
      6. 関心や興味を持ったテーマに関して自由研究、自主学習などの自発的取り組みを開始し評価を得ている者。

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